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株式会社ぷらす・あるふぁ一級建築士事務所┃ 大阪をはじめ大規模修繕工事の最安値に挑戦!

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ご提案 ~コスパの最適化~

多様性&デザイン

 大規模修繕工事には、多様なニーズがございます。
「工事価格を抑えたい」
「色やイメージを刷新したい」
「工事期間を短くしたい」
「エントランスをモダンなデザインに・・・」

みなさまの多様なニーズをカタチにしていくことが、私たちの仕事です。

近年、修繕費用を抑えたいというニーズが大きくなっておりますが、よりコストパフォーマンスの高い工事をご提案させて頂くことが多くなりました。提案力の多さは私たちの工事の特徴です。

工事保証制度

(1)止水保証
(2)延長保証
一般に、大規模修繕工事では、施工会社と材料メーカーの連名で保証書をご提出すること一般ですが、この保証書は、マンションの特性や工事の精度とは関係なく、メーカーの推奨する材料を使用したことの確認書という性格が強いと言われています。
ぷらす・あるふぁには、豊富な大規模修繕工事の実績の中で、「建物の特質や立地環境ごとに工事にメリハリを付けた方が、保証期間を長期化することが可能。」という経験知がございます。
そこで、もし、メーカーとの連名での保証書に有償での延長保証などのプランもご用意しております。強いこだわりのない場合は、ぷらす・あるふぁ独自の仕様に基づいた工事を行い、工事保証を行っています。
建物の規模にもよりますが、下表のように余分な工程を削ぎ落としたプランにより、約2割長い長期保証のプランが、3割程度のコストダウンを伴いながら実現させることが可能です。
メーカー推奨の仕様と保証期間 ぷらす・あるふぁの工事保証
外壁塗装 微弾性厚膜下塗材の上に
水性シリコン樹脂塗料2回塗
5年保証 下地調整材の上に
デザイン型高耐久性シリコン樹脂塗料1回塗
7年保証
鉄部塗装 エポキシ系錆止め塗料の上に
ウレタン樹脂塗料2回塗
2年保証 超強力型錆止め塗料(錆の激しい部分)の上に
錆止入ウレタン樹脂塗料1回塗
3年保証

ぷらす・あるふぁ安心ぱっく

建物の経年による劣化状態は、実際に叩いてみて始めて判明するケースが多いことから、「実数精算方式」と呼ばれる足場上での打診調査によって、実際の劣化状況を測定してから、補修工事の代金を決定する方式が一般的です。

この方式は「正確性」というメリットはございますが、最終的な工事金額が工事着工後でなければ特定しないという「不確実性」のデメリットもございます。
限られた予算の中で、最大限の工事がしたいとお考えのお客様にとって、工事金額が確定しないまま工事を着工することは悩ましいことでもあります。
ぷらす・あるふぁでは、当社独自の取り組みである「赤外線カメラを用いた建物の劣化診断」により、足場がなくても正確な劣化状況を判定し、補修工事の代金を決定しています。(定額方式)

そして、お客様に、より安心して定額方式をご利用頂けるように、大規模修繕工事で補修した箇所だけでなく、建物全体について、コンクリート・仕上げモルタル・タイルの剥落、及び漏水に関して、10年間の工事保証を行っています。(「ぷらす・あるふぁ安心ぱっく」)

カスタマイズ・プラン

ぷらす・あるふぁでは、自社職人による工事の施工と、リーズナブル・プランのご提案を通して、市場価格に比べて大幅に工事価格を抑えたプランを可能にしています。
この抑えられた「価格」を「価値」として還元するためのプランを積極的に提案しています。

対談

篠原

阿部社長の執筆された「歴史を拓く心構え」を拝見しました。
社長の事業に掛ける意気込みや「ものづくりへのこだわり」などが綴られていましたが、なかでも「神戸ウーマン」という雑誌の編集長という私の立場から、御社の「デザイン」にこだわる企業文化に興味を持ちました。
今日はこの点について話をお伺いしたいと思います。

御社は「デザイン」を「美的な意味でのデザイン」と
「設計という意味でのデザイン」の2つの意味で捉えておられますよね。
先日、御社が施工した建物に訪れたときに、
「なんか他の工事と違う」、
関西風に言うと「シュッとしてかっこいい」
という印象を受けました。

なぜだろうと思って、この本を読み進めると、御社の工事が、「美的デザイン」を追求していることに気づきました。
通常の会社が、当たり障りのない仕様で提案することが多いのに対し、御社は、色の種類、材料の素材、艶の程度、施工の方法、道具の種類まで、豊富な提案をしているとか。
正直に言いますと、
「そこまでしたら儲からないのでは?」と心配になります。
なぜそこまでこだわるのでしょう?

阿部

大規模修繕工事は、みなさまが長期間お住まいになり、深い愛着を持たれた建物を工事するという10年に一度の大イベントですから、建物への愛着が大きければ大きいほど、「こんな風にしたい」とか「ここをこうしたい」といったニーズが増えるのは自然のことだと思います。
せっかくの10年に一度の工事ですから、できるだけ皆さまのそのようなニーズにお応えできればと思っているのです。

篠原

しかし、ニーズには、顧客がどうしたいかが明確な顕在的なニーズと、カタチになって初めて気づく潜在的なニーズがありますよね。

阿部

そうですね。ですから私たちは建築設計事務所しての視点で、CGや見本板を約20種類以上ご呈示し、潜在的なニーズの発掘も含めてご提案をさせて頂くようにしています。

篠原

なるほど。具体的には。

阿部

例えば最近では外壁を水性シリコン樹脂塗料(艶あり)で仕上げることが一般ですが、同じく水性シリコン樹脂塗料でも、艶の有無や、素材に骨材が入っているかどうかによって仕上りが大きく異なります。また使用するローラ—も一般には2種類程度しか提案されていませんが、技術次第で仕上りの異なる5種類以上のローラ—を提案することも可能ですから、これらによっても仕上りの雰囲気を大きく変えることができるのです。
ちなみに、先日篠原さんがご覧になったマンションの外壁は、上品な雰囲気にしたいというお客様のご要望をうけ、水性シリコン樹脂塗料(つや消し、骨材入り)を、レリーフローラ—・多孔質ローラ—など4種類のローラ—を使い分けて、希釈率も施工部位に応じて5種類使い分けるなど、かなりの部位でカスタマイズしていました。

篠原

なるほど。御社の工事に「洗練された感」が漂っているのは、そういったカスタマイズの積み重ねなんですね。
私も雑誌「神戸ウーマン」の編集長という立場上、流行に敏感な神戸の女性にお会いするケースが多いのですが、同じブランドの同じ素材の服を着ても、着こなしやその人の個性によって、ずいぶん違った印象になると感じています。それと同じことでしょうかね。 ただ、ブランドものの服が高いように、デザインにこだわると価格も高くなるように思います。その点はどうですか?

阿部

そこで「設計という意味でのデザイン」が必要になるのです。
大規模修繕工事は、みなさまの多数決で決定するケースがほとんどですから、嗜好品や贅沢品のように一部の人の感性で高額商品を購入するという訳にはいきません。
マンション住民の過半数以上の方にご納得頂くためには、「価格的な説得力」が何よりも重要なのです。

篠原

「価格的な説得力」を持たせるために、具体的にどうしているのですか?

阿部

当社では、効率性の徹底追求と高額商品の使用によって、材料代は高く工事費は安くを心掛けて全体的に工事価格が下がるように努めています。

篠原

なるほど、「美的デザイン」と「価格的な説得力」を両立しているのですね。それでコストパフォーマンスの高さを重視する人々から支持されている訳ですね。

ところで、神戸では震災を経験した関係もあり、資産状況が非常に厳しいマンションが多いと肌で感じるのですが、どれだけムダを省いたとしても、資金的に工事が難しいマンションもあるのではないでしょうか?

阿部

そうですね。

ただ、お打ち合わせをさせて頂くと、最終的に資金的な問題の多くはクリアになっていますね。

篠原

どういうことでしょうか?

阿部

まず大前提として、ほとんどのマンションには、建物新築時または管理会社の提案により、マンションの維持保全に関する長期的なプラン(長期修繕計画)がございます。
この長期修繕計画は、あくまで予測に基づいた資金の計画であって、建物の劣化状況を反映したプランではありません。
本当にその時期に修繕工事が必要かどうかは、建物の劣化状況を詳細に調査してはじめて判明するものなのです。その結果、すぐに工事が必要な場合もあれば、数年先送りして良い場合もあります。

篠原

なるほど。長期修繕計画で計画されていたら、絶対に工事しなければならないものと思っていましたが、確かに冷静に考えると、そんな訳ないですね。
でも、私たちの感覚では、建物が汚れてきたら修繕の時期かと思いますが、そうではないのですか?

阿部

マンションにお住まいの方が、建物の美観性を最優先される場合は、「汚れてきたら修繕」という考えでよいと思うのですが、建物の安全性や基本性能を重視される場合は、美観性よりも躯体の劣化状況を検討された方がよいと思います。当社の場合、打診調査を始めとする一般的な調査項目に加えて、当社独自の赤外線カメラによる調査などを通して、建物の安全性や基本性能を徹底的に究明しています。

このように多角的に建物を調査し、データを分析しますと、どのタイミングで大規模修繕工事を行うことが最適かという判断が可能になるのです。

篠原

なるほど。それで、劣化の度合いが小さい場合は大規模修繕工事の時期を当初の計画より遅らせることも可能になる訳ですね。

工事を先に延ばすことができれば、その分修繕積立金も溜まりますから、管理組合の資金繰りも有利になりますね。

ところで、工事のタイミング以外の方法でコストダウンする手段はありますか?

阿部

もちろん、あります。
ただ、建物にとってベストな工事範囲、ベストな仕様というのは、建物毎に異なりますから、お打ち合わせの中で、それをご提案させて頂いています。

篠原

予算が厳しい場合や足りない場合でも、金額に合わせて相談にのってくれるのはありがたいですね。

阿部

価値観が多様化する現代社会においては、その人らしさ、その建物らしさ、そこに住む人々の快適性などに寄り添っていくことが、新築工事と異なる大規模修繕工事の施工会社に求められる使命であると思います。
「美的デザイン」と「価格」の両立によって、みなさまの快適な日常生活のお役に立つことができれば嬉しいですね。

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